記録。
綾野剛と佐津川愛美が好きで、気になっていたのもあり鑑賞。
「わたしを さがして」というメッセージに惹かれるのは何となく分かる。
綾野剛が演じるライターの男と、佐津川愛美が演じる孤独を抱くゆりかの二人の過去が通じ合い、ゆりかが少しずつ過去を語っていくシーンは、すごく観入ったし、語りや泣いているのがリアルで人間臭くて、そこのシーンが印象的でした。
綾野剛が演じる男は、ゆりかという一人の女性を救った(？)に過ぎなくて、それこそ孤独を抱えて夜の街をさ迷ったり、一人孤独と闘っている人というのは、ゆりかの言う「蟻」のようにいるんだろうなと思った。
大島優子のちょい役と、そのしつこさにイラッと来るのも良いのか悪いのか。
このテーマで何かを伝えるのは難しいと思うけど、一人の女性が母親と、自分の人生に向き合おうとした、男の言葉が彼女の心を動かしたことは分かった。
