Qちゃん

ディアボロス 悪魔の扉のQちゃんのレビュー・感想・評価

ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)
2.3
偶然で2回も観る羽目になった映画。初めて観た時は、怖すぎて最後までまともに息が出来なかった…。殺人鬼や幽霊が出てくるとか、脅かされるといった怖さではなく、何処にも逃げ場がなく、うろたえているうちに徐々に蜘蛛の糸で絡めとられていくような、追い詰められる怖さ。それを最後まで感じた。特に後半シャリーズ・セロンが出てくるシーンはどれも凄まじい。彼女も演技派だったのかぁ…。

でもやっぱり一番存在感あったのは、弁護士悪魔に扮するアル・パチーノ。全てを把握した上で、余裕の笑みを浮かべながら獲物を追い詰めていく彼の様子は、本当に悪魔らしい。思わずキアヌー扮する弁護士と共に、敗北感を抱いてしまう。"Vanity. My favourite Thing."(だっけな?)と呟いて微笑む彼に戦慄。

ここまで書いておいて、なぜ評価が2か。私の趣味じゃありません。気持ち悪いので、もういいです。
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