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キングダム・オブ・ヘブンのmegのレビュー・感想・評価

キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)
3.0
ディレクターズカット版を吹替で。とりあえずディレクターズカット版は長い。それなのに滑り出し1時間は超ハイスピードで物語が展開するという……。途中一時停止して、ウィキペディアであらすじを読んでしまったよ(笑)。あれよあれよという間にバリアンが騎士になります。付いて行けねえ!割と初めの方のアクションシーンで激しく血しぶきが飛ぶ描写があった。それなのに切れた部分を見せてくれないな~と思っていたら、終盤ばっちり見せてくれます!ストーリーの盛り上がりとスプラッタが相まって燃える!!ただグロ苦手な人は注意。戦いのシーンは映像的には勿論、音も臨場感があって良い。そしてエヴァ・グリーンが綺麗♪彼女は『300 帝国の進撃』にも出演していたので、中東と親和性があるのかな~。バリアンの存在感はあまりにも非現実的で物語から浮いているように感じる。彼は理想的な騎士道精神の象徴みたいな存在。それに対してサラディンは勿論信仰心もあるが、それだけではどうにもならないってことも分かっている。地に足がついている感じ。彼の「無であり、全てである」という言葉はそんな矛盾を表現したんじゃないかな。この2人の対比がとても興味深い。もっとサラディンも観たかった~☆

【鑑賞日:2012-11-27/評価:☆☆☆☆☆/鑑賞手段:BS,CS】カットし過ぎ。要再鑑賞。
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