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キングダム・オブ・ヘブンのhitomiのレビュー・感想・評価

キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)
4.7
ディレクターズカット版を、映画部メンバーの熱意による映画館上映によりさいたまにて鑑賞。
こんなにかっこいいオーランドブルームを観たことないといったら、一般的な彼の認知からみたら深みのない感想に思われると思うが、最高だった。
映画に対する熱い想いを持っているその人がなぜこれを、自費で上映しようと思ったのか。観たらわかった。
自分の観たものより50分短く編集されたものが映画館で上映されてたようだけど、主人公の心情の部分がカットされていたと思うとこの映画の面白みは半減すると思う。
約3時間があっという間に思える作品だった。
カットされていたのかもしれないのは、親子の絆や、妻への愛なのかなと。
神への信仰は王への忠信より勝る時代。
でも民を、家族を守ることを説いたのは真理に迫ると思った。

フィルムで撮ったリードリースコット作品。
戦いの後の教会に色があふれていたのか眼で見て印象的なシーン。
心で感じる印象的なシーンはたくさんあったが、これを実写でやっていたのは圧巻。
王妃の美しさも。
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