rage30

スライディング・ドアのrage30のレビュー・感想・評価

スライディング・ドア(1997年製作の映画)
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一本の電車への乗車の可否によって分かれる、2つの世界線を描いた話。

ミステリーっぽい作品なのかなと思いきや、完全にラブコメでしたね。

運命が2つに分かれる様に、ラブ要素とコメ要素がスプリットする感じで、一方は失恋から立ち直るラブストーリーが、もう一方では浮気男のコメディーが描かれます。

ジェームズとのロマンティックな関係にはうっとりとさせられるし、ジェリーのどうしようもないダメ男ぶりも笑えました。

まぁ、「わざわざ分けて描く必要あったのかな?」とか、「もう少し物語に捻りが欲しいな」とか、「オチもなんか強引だな」とか、不満がないわけではないですけど…。

とはいえ、グウィネス・パルトローはやっぱり可愛いし、ラブコメ好きな方なら普通に楽しめる作品だと思います。
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