キャッスルグレンギャリ

ワイルドバンチのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

ワイルドバンチ(1969年製作の映画)
3.8
U-Nextで鑑賞。Wikipediaによると「サム・ペキンパーの最高傑作と評さされる」とありますが、筆者はスティーブ・マックィーンの「ゲッタウェイ」の方が好き。本作は老齢に達した盗賊が生き残る見込みがないのにわかっていて仲間を助けにいく、そして死んでいく「滅びの美学」が描かれている点で「ゲッタウェイ」より上と評価されるのかもしれません。「ゲッタウェイ」はバイオレンスエンターテインメントですから。
爺さんになり、すこし猫背気味になったウィリアム・ホールデンがかっこよかった。アーネスト・ボークナインは「らしさ」があまり出ていなかったような気がします。