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マタ・ハリのkazu1961のレビュー・感想・評価

マタ・ハリ(1931年製作の映画)
3.4
▪️JPTitle :「マタ・ハリ(1931)」
ORTitle:「Mata Hari」
▪️First Release Year : 1931
▪️JP Release Date : 1932/09
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-140 再鑑賞
🕰Running Time : 89分
▪️Director : ジョージ・フィッツモーリス
▪️Writer : ベンジャミン・グレイザー、レオ・ビリンスキー
▪️MusicD :
▪️Cast : グレタ・ガルボ、ラモン・ノヴァロ
▪️Review
時期を同じくしてパラマウントのマレーネ・ディートリッヒ×スタンバーグ監督の女スパイ映画「間諜X27号」に対抗して、メトロ・ゴールドウィン・メイヤーがグレタ・ガルボ主演で公開した女スパイ作品が本作になります。
興行的にはグレタ・ガルボにとっては最も成功した作品となっていますが、しかしながら残念なことに脚本、演出全てにおいて完成度の高いのは「間諜X27号」でした。スタンバーグならではですね。特にその演技力と魅力度で圧倒的にマレーネ・ディートリッヒの方が輝いていたと思います。
その中でも本作の見どころはグレタ・ガルボ演じるマタ・ハリの美しさをより引き立たせているゴージャスなファッションではないかと思います。そう意味では本作はガルボなしではあり得なかったのかもしれません。
この映画は第1次世界大戦の間に、間諜のかどで処刑された高級売春婦マタ・ハリの人生が元になっており、この映画がきっかけで、マタ・ハリという人物がよく知られるようになったんですね。

▪️Overview (映画. comより)
「ロマンス」「インスピレーション」と同様グレタ・ガルボ主演の映画で「明暗二人女」「乗合馬車」のベンジァミン・グレイザーと「ゴンドラの歌」のレオ・ビリンスキが共同で組み立てた脚本により「国際盗賊ホテル」「放浪息子」のジョージ・フィッツモーリスが監督したもの。ドリス・アンダーソンとギルバート・エメリーが台詞付加の任にあたり、撮影は「インスピレーション」「緑の処女地」のウィリアム・ダニエルスが担当。主演者を助けて「印度の寵児」のラモン・ノヴァロ、「秘密の6」のルイス・ストーン、C・ヘンリー・ゴードン「インスピレーション」のカレン・モーリー等が登場する。
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