MaruFuku

クリムゾン・タイドのMaruFukuのレビュー・感想・評価

クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)
4.0
いやー懐かしいこの有名で荘厳なオーケストラサウンド。これもジェリー・ブラッカイマーやったのね!トニー・スコット監督やったのね!と再鑑賞で今さら。

「世界でもっとも力のある3人は 合衆国大統領、ロシア大統領、そして弾道ミサイルを搭載した合衆国潜水艦の艦長である」

て今では違うけど当時は“おーっ”てなった記憶。

チェチェン紛争を題材に史実を膨らませて背景にした原潜モノサスペンス。
冷戦後になお核戦争の可能性を提示したという意味で、テクノロジーの側面はさておきこんな事態が起きる可能性があるのだという意味で、たとえ発射ボタンが艦長から大統領に移ったとしても、北朝鮮の話で緊迫感の続く現代に通じるものがある。

シーンはほとんど艦内のものなのでそういう面白さはないですが、常に続く緊迫感はさすが。

主役の2人もさることながら、兵器将校ウェップスのヴィゴ・モーテンセンが好きでした。
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