核ミサイルを発射するのか、中止するのか…。最後までドキドキ。骨太のポリティカル・サスペンス。
ロシアで反乱が起きる。反乱軍は要求に応じなければ日米を核攻撃すると脅迫。
これに対しアメリカも原子力潜水艦を出撃させることに。
艦長は叩き上げの頑固ものラムジー大佐、副長 はエリートで戦闘経験なしのハンター少佐。
本国からロシアが弾道ミサイルに燃料注入を開始したので、潜水艦に核ミサイル発射の指令が届く。発射準備に緊張が高まる艦内。
そんな中また指令が届くが、潜水艦が敵の攻撃を受け、受信が中断される。書かれていたのは、
「ミサイル発射は…」
えっ、ミサイル発射はなんなん?
今すぐにでも核ミサイルを発射したいラムジー大佐と、通信装置を修理し、きちんと内容を確認したいハンター少佐のバチバチの戦いが始まった。
ミサイル発射が手遅れになれば米国民を死なせてしまう。しかし、反乱軍が降伏した為に攻撃指令撤回だった場合は、ミサイル攻撃を発射した事でロシアとの核戦争が始まってしまう。
ロシアでのミサイル発射予想時刻が迫る中、潜水艦は武器を抱えたふたつのチームに分かれてしまう。潜水艦で戦争が起きてるよ(笑)
そして、ついに通信装置が直った!そこに書かれていたのは…。
このふたり海軍の規定上、どちらも間違ってないのがやっかいだったなぁ。
私ならどっちにつくだろう。ラムジー大佐は嫌いだから、ハンター少佐かな。
でも、「好き嫌いの問題じゃない!」とヴィコ・モーテンセンに怒られそう(*≧艸≦)
音楽もよい♪