ハムナプトラの3作目で最終作。舞台をエジプトから中国に移すという蛇足感満載の設定だ。
秦の始皇帝のような皇帝にジェットリー。冒頭のナレで「善と悪が戦い…」みたいなこと言ってて初っぱなから萎える。とにかく極悪な皇帝ということで、陰陽五行で変身したりと謎パワー全開だ。んなアホな。
この将軍を復活させようとする悪党に、リック・エブリンの夫婦と息子ががまたも巻き込まれる。
前作で子供だった息子・アレックスが今作では青年に成長。将軍復活を阻止しようとする一族のヒロインとのロマンスが話のメインとなる。親夫婦はもうロマンスというには無理があるのか。
で、妻エブリンは前作までのレイチェルワイズが降板し、よくわかんないケバい女優さんに変更。もうちょっと似てる人を選べば良いのに。しかもなんか刺々しくなった。
大戦後の中国が舞台になるのだが、やっぱり粗い。チベット風の雪山の寺院には何故か鳥居みたいのがあるしさ…。しかも雪男まで出てくるし、細かいディティールをツッコんだら負けなのか?
兵馬俑がゾンビ軍団として扱われたりとかもう無茶苦茶。
制作は中華資本の影響が強かったのは当然だろうが、こんな描写でチャイニーズ達は良かったのかな?
せっかくのジェットリー出演も、CG主体なので生アクションは少なくて勿体ないなー。