色々と込められたメッセージはあるんだろうけど、ただ風船と少年が戯れるのを眺めてるだけで満足。
青みがかった街の様子に丸い風船の赤が映える。
絵としての完成度が抜群。
いないないばあか何か、NHKの子ども向け番組でやってた(今もやってるのかな?)、ボールが意思を持ったみたいに街中を転がっていくコーナーを思い出した。
少年の友人としての、意思を持った存在。
風船に限らず、子ども時代というのはすべてのものに命があるようにみえてぬいぐるみが友達になりえたりするように、子どもたちには風船も1つの生き物だったんだろうな。