まさに絵本映画という表現がぴったり。
命が吹き込まれているかのような赤い風船、ベージュやグレーの背景の中で唯一ビビットな色を放っていて 常に印象的な画面を作っている。
青い風船の少女の登場シー…
子供の想像のような絵本のような可愛らしい世界観がたまらない。
赤い風船とパスカルの友情が微笑ましすぎる。
画になるシーンがたくさん。音楽もマッチしてよりかわいい。
短編なのに起承転結がはっきりし…
非常に分かりやすい童話のような物語で、少年も風船も可愛かったなぁ。1950年代なのに工夫して撮ってる。
セリフはほとんどなく、視覚的に訴えかける作品ですね。
汚れちまった大人が冷めた目で観ると 細か…
「妖精が出てこない妖精の話」
そう言われたこの作品、60年以上前の作品だなんて信じられないくらいお洒落で古臭さを感じない作品だった。
パスカル君やおばあちゃん、学校の先生や街の人のファッション、街…
パリ郊外、メニルモンタンという地域が舞台らしい。坂の多い石造りの町で、人一人がやっと通れるような細い路地も多い。その灰色の石の色の町をフワフワと飛んで行く真ん丸い風船の赤が何とも美しい。看板に厳しい…
>>続きを読む2009/11/28鑑賞(鑑賞メーターより転載)
年の後をついてくる意思を持ったような不思議な風船、というファンタジックな小話だが、何といってもどうやったらこんなに目立つんだというほど真っ赤な風船の…
子どもが主役の映画特集〜 第2弾
30分ちょっとの短い作品だけど、
ワンカット目の色彩の繊細さ・明るすぎない光の絶妙な具合に、
あ、これは好きな作品だ!と直感した。
赤い風船の大きさがパッケージ…
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