キミシマムザ裕君

プラダを着た悪魔のキミシマムザ裕君のレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
3.8
ジャーナリスト志望のアンディはNYで仕事を探していたらひょんなことから興味のないファッション誌の鬼編集長のアシスタントを務めることになり…?

2003年刊行の大人気小説を映画化!
どちらもアカデミー女優の
メリルストリープ×アンハサウェイの競演!
女性で映画好きと言ってる方には大体この映画の話をすれば盛り上がるとか盛り上がらないとかいうくらいの人気作だ!

この前『カルフォルニアゾンビ逃避行』という映画のレビューを上げた際(この映画とは一切関係ありません)『プラダを着た悪魔』を見たことがないと書いた処
「えぇ!意外です!」
「傑作なので是非!」
「早く見ろよ!」
「コレ見てないとかにわかテメェは!!」
※一部脚色あり
とカルフォルニアのゾンビから逃げる話よりもコメント欄が盛り上がってしまったので早急に鑑賞。

やはり評判通りの良作だった!
”♪働く女性へ捧げる応援映画♪” という印象。
冒頭登場する田舎臭い主人公が映画の進行と共に洗練されていく様子やファッション業界のキラ☆キラに入り込める世界観、少々のロマンスと人間関係、とコメディと人間成長ドラマのバランスが良く出来ていてライトな層も深い映画好きの層も好きになれる作りだと思った。まぁ気温が20°を超えたら半袖短パン以外履きたくないワンパクロックキッズの自分には出てくるファッション用語はホグワーツのじゅもんよりもわからなかったのですが…

何より主演二人が流石!
主演は『インターステラー』『プリティプリンセス』のアンハサウェ~イ⤴系女子。
プライベートはハリウッドでかなりの嫌われ者として有名だが、まだこの頃はオスカー狙い過ぎない等身大の演技で好感が持てる。やっぱり可愛いは正義、自分は好きだ。まぁ『ダークナイトライジング』のピッタリとしてボディスーツに勝てな(ry
そして鬼上司役のメリルストリープ。
代表作を上げたらキリがないがこの役はその中でもかなりハマってたんじゃないだろうか?ダース○イダーもびっくりのブラック上司っぷりはもはや拍手だ。
「以上よ。」
のセリフの高圧感が恐ろしさといったらない。
全然”以上”じゃない(笑)
ただ終盤見せるデレでみんなオトされること間違いなし。彼女のツンデレ度を表すなら
ツンツンツンツンツンツンツンツンデレツンツン....
くらいだ。
他にも今や『オールユーニードイズキル』でアクション女優としての道が開けたエミリーブラントがファッション界であくせく働いてるし、『バーレスク』でも同じような役をやっていたスキンヘッドのスタンリートゥッチがいい味を出していた。

いやぁ~楽しい映画を見せてもらいました♪


~~~長めのオマケ~~~~

と終了5分くらいは思っていたキミシマムザ裕君であったが、よくよく考えてみたらこの映画のジャンルはある意味ホラーではないだろうか?
・全く興味のない業界の職業に就き、
・ライター志望なのにコーヒーと雑用がほとんどで、
・低賃金で働かされ、
・自分のアイデンティティーを否定され、
・服装から考え方まで洗脳され、
・睡眠時間を削られ、
・友人・家族・恋人とのプライベートを崩壊させられ。
・終盤まで洗脳に気づかずに彼女もその闇の一部へとなろうとしていた…

こ、こえええ∑(゜Д゜;)
そう考えると途中登場人物が風邪で具合が悪い中で言ってたいたセリフも戦慄する。

Eさん「私は仕事が大好き、私は仕事が大好き、ワタシハ(ry」

これが社会人になるということなのだろうか?
四月から新社会人として生きていく自分にはある意味恐ろしいホラー映画として不安が残るのであった…。

サラバ、僕のモラトリアム…

~~~~

ファッション業界が好き、アンハサウェイ・メリルストリープのファンの方、そしてブラック企業に勤めている方には慰めとしてオススメの作品♪