もく

プラダを着た悪魔のもくのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.5
かなり前に観たのを覚えていなくて再度鑑賞。当時はおそらく中学か高校生だったから内容の軸を理解していなくて、ただのおしゃれ映画と思ってたのだろう。


朱に交われば赤くなるようにアンディは慣れない環境に適応し、さらに自分の対応力と判断力のつよみを活かしてミランダと共に働く。それが仕事では良くもあり、私生活では悪くもあり、プラスでいえば視野の解放、マイナスと捉えるとしたらアイデンティティの喪失ともいえる。

生業をするにあたり、自分のやりたいことを優先するか、私生活を大切にするか、周囲に迎合するか、何が大切かを考えさせてくれる。ただのファッション映画ではない、生き方をテーマにした映画だと思う。
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