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プラダを着た悪魔のenchanのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
3.7
微妙にネタバレあり。
最近考えてる事の1つに仕事の大変さと自己の成長の関係がありまして

就労時間を短くする事とか、ブラック企業体質を改善する事は今では全体で取り組む課題という風潮になりつつあるけど、自分の成長って話になると少し変わってくるわけで。

主人公は仕事で鬼みたいな上司から無理難題を押し付けられるけど、その無茶をこなせるようになってしまったりと実際に成長できているわけだし、逆に大幅に成長したと尊大になり、その周囲とのズレが人間関係を悪くしたり。(自意識過剰になるの、実際に体験してるのでわかるなぁ〜ってなりました。)

自分は就活でなるべく就業時間が長くない所に絞ってやってきたわけで、もしかしたら成長できないのか?と少し不安になったりしている。

ただ、現に過度に厳しい経営体質はブラック企業を生み出しているわけだし、主人公も他人の痛みを痛みとも思わない性格の上司と同じ"悪魔"になりかけてる自分から抜け出す答えを出す。
それが今求められてる個人のあり方だし、奴隷のように社員を扱う経営者は粛清されていくべきっていうのが現時点での答えです。理想論的かもしれないけど。
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