悪魔のような編集長の元で働く事になったアシスタントに視点を当てた映画。まず、アン・ハサウェイとメリル・ストリープの演技に圧巻。細かな表情までも自然でとても良かった。また、ストーリ展開も早い上に、色々な事件が舞い込んでくるので、スクリーンの前の私たちを飽きさせない工夫がしっかりとされているなと思った。また、ファッション雑誌の編集社が舞台であるので、いわゆるファッション用語やかっこいい服も出てきて、ファッションの好きな私にとってはとても楽しかった。ストーリーに関してはある事（本作では仕事）を通して、変わって行く自分と変わらない彼氏、仲間。プライベートと仕事の両立をする上での葛藤、すれ違いなど、扱ってるテーマはありふれたものであったが、先述の演技力の高さで退屈せずに見れた。「仕事」について考えさせられる映画。
