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永遠に答えずのseapony3000のレビュー・感想・評価

永遠に答えず(1957年製作の映画)
5.0
こちら「青春篇」
無理のある設定女子校時代から山登りで捻挫、山道で葉山良二と出会い船でおにぎり半分こで惚れられる夢路。「(性の歯止めが効かなくなるから)もう逢うのをやめよう」から一夜で妊娠、葉山は学徒出陣。誰が届けたのか死亡の誤電報。すべては良かれと思って叔母の余計な計らいですれ違いの幕開け。戦後の汁粉屋、隣はおでん屋の大坂志郎はなぜか関西弁でイヤになるほどいい奴。夢路に惚れるも高嶺すぎて自ら兄宣言に加えて誰も真相知らない夢路ヤヤコを育てるシロさん。同級生の日舞スカウトで頭角表し家元の息子は葉山と戦友の安井昌二。葉山と安井でまたシルエット被り。怒涛のニアミス夢路と葉山。心筋症で真相告白の前に絶命する小夜福叔母。酸素のフラスコのコポコポをほぼシニアの観客10人くらいで見守る前半。新作日舞は夢路のおかげで大盛況、安井の許嫁はルリ子、その父は後援者でアートの重鎮小杉勇。舞う夢路に芸術の血が騒ぐ小杉。「小峰さん(葉山)みにきてたわよ」のルリ子のひと言で塩釜に駆けつける夢路、葉山の婚礼目撃で気絶の夢路…。はー最高。完結篇が楽しみすぎて吐きそう。
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