Tラモーン

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2のTラモーンのレビュー・感想・評価

5.0
結局続けて観ちゃうんだよ!
今日も家族で吹き替えにて鑑賞。
これも何回観たことやら笑。

ぼく「今度はデロリアン飛ぶんだよ」
息子「デドリアントブノ??」


前作のラストシーンから地続きで始まるオープニング!
マーティとジェニファー(前作から女優さん交代)のもとへ突っ込んでくるデロリアン!
怪しい挙動で飛び出してくるドク!
「140キロに加速するには道が足りないよ」
「道だと?これから行くところに道など必要ない(ニヤリ」
そしてタイムスリップからのタイトルどーん💥

相変わらず2作目も最高。というか"3部作における2作目"のお手本のような完成度!前作の流れを踏襲しつつパワーアップ、風呂敷を広げ、カタルシスを残しつつ次作に繋がる謎を残す。もうね完璧。

もういまや2021年も終わりだけど未だに車は空を飛んでないし、天気予報もピタリとは当たらない。なのになのに、ゼメキスとスピルバーグが想像した2015年は最高にカッコいいレトロフューチャー。
いつかぼくもスケートボードからホバーボードに乗り換えるときが来るんだろうか🛹

『ジョーズ19』の自虐と「おばあちゃんはピザ解凍の名人だ」でいっつも笑う。今日気が付いたけど、スポーツ年鑑を買う骨董屋に『ジョーズ2』だかのパンフレット売ってて笑った。

未来のマクフライ家は父、息子、娘をマイケル・J・フォックスが1人で演じているのも面白い🤣
そして二代目ジェニファーは顔芸が上手いよね!「おばさんだわ!」「若いわ!」で失神するとこ大好き。

1作目はマーティが未来に帰るための物語だったけど、今回はビフの野望から世界を救うため!とスケールアップしているのに、ちゃーんと前作で描いた1955年と1985年を下地にしているから面白い。
変わってしまった1985年の荒廃っぷりは前作の平和なヒルバレーがあってこそ。ビフのモデルはかのトランプ元大統領ってのは有名なお話。ストリックランド先生がショットガンぶっ放すとこ大好き。

そして奇しくも未来の老ビフが年鑑を持っていった年も1955年。まさにマーティが未来に帰るために奮闘していたあの日あの時。
マーティがロレインとジョージをくっつけて、ダンスパーティでギターを弾いて…とドタバタしている裏でマーティがビフから年鑑を奪うために奮闘する様の描きた方の上手さよ。1作目をまるごと伏線にする大胆不敵さ。飛び出してきたマーティが開けたドアでマーティが失神するとこ大好き。

そして前作の「30年後にまた会おう」並にグッとくるのが'55年ドクと'85年ドクが奇しくも接触してしまうところ!これから始まる大変な作戦を前に'85年ドクが'55年ドクを優しく励ますところ素敵だな…。

なんとか目的を達成した2人を無情に襲う雷⚡️
消えたドクとデロリアン。絶望するマーティ。うーわ、どうなんのこれ…と思った中1のころのぼく。

そしてそしてここからのタイムマシン設定をフルに生かしたそっからのストーリー展開!

「ぼくを救えるのはドクだけだよ‼︎」

熱い‼︎
テーマ曲をバックに前作のハイライト、落雷タイムスリップの名シーン!やっぱ泣ける!
再び現れるマーティ!目かっ開いて失神するドク!そしてパート3の予告〜〜‼︎

そう、パート3ですら1990年。まさかの30年前。もう笑っちゃう。

今作も伏線の張り方が上手いのよね。タネン自動車清掃工場のマッチも、スポーツ年鑑の埃除けカバーも、FAXの"YOU'RE FIRED"も、タネン家の歴史ビデオに出てくるビュフォード・タネンも、ドクの「できれば大好きな西部開拓時代に行ってみたかった…」までもう全部完璧。

来週のお休みはパート3で決まりかな。
Tラモーン

Tラモーン