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紀元前1万年のmikioartのレビュー・感想・評価

紀元前1万年(2008年製作の映画)
3.5
最近古人類学の本を読んだのがきっかけで観てみた作品。10万年のホモ・サピエンス史を読んだ後だと、一万年前が最近のことに感じられるのが不思議。サーベルタイガー(?)のCGがショボかったものの、中々面白かった。

最終氷期の頃だと思うが、気候が豪雪地帯からいつの間にか砂漠になっていてえっ!ってなってしまった。ぼんやり見過ぎ!あとエメリッヒ監督なので、エジプト王っぽい王様の正体がエイリアンかと思ってたら違うようで残念でした。

多民族との共闘や壁画に描かれた伝説、マンモスや鳥っぽいクリーチャーとのアクションシーンなど飽きることがなかったです。ネアンデルタール人は絶滅している頃だけど、個人的には彼らの末裔なんかが絡んできたらもっと面白くなっただろうなあと夢想。

高度に文明の発達した異民族たちの正体もすごく気になる。モブの1人が言ってたみたいに、沈んだ大陸の民族の生き残りだったらロマンあるんだけどな〜。
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