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ユメ十夜のsaのレビュー・感想・評価

ユメ十夜(2007年製作の映画)
3.6
ずっと横目で気になりつつも評価低いしな…と思いなかなか手が出せなかったやつ。

私の愛する第一夜が序盤の流れから全く違うから???となってたらこれ、
漱石の『夢十夜』の各話の〝解釈〟を
各監督が映像化した作品なのね⁉︎‼︎
まぁそう割り切って観ればわりと面白く観ることができた。

第一夜は好きすぎてどうしてもアレなんだけど、小泉今日子のイメージでは無いんだよなぁ〜と思いつつ、
しかしあの〝女〟は、儚さや美しさだけではなく色気と強かさもあるのでまぁ後半部分としては有…か…と思ってみるなどした。

でも第五夜と第八夜は…え、何???
記憶の原作の内容と全く一致しない…
私が忘れている部分についての解釈なのか…??混乱した……

また、第六夜に関してはいきなりアニメーションダンス踊り出したのまさかの運慶で爆笑してしまった。
「掘ってねぇじゃねぇか‼︎」はずるいしネットスラング腹立つし
あれは確かに仁王埋まってたし
お前のにも熊埋まってはいるんかいッ‼︎となった。
違うだろ。そういう話ではなかっただろ笑
でも面白かった。
もう一回観ても良い(上から)。

あと十夜は、うん、なんか、わかる、
もうそれで正解だと思う、となった笑

何だかんだ意外にも楽しめてしまったが何はともあれ原作を読んでいないと何も楽しめないのでは?な一作。
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