あ

悪の教典のあのレビュー・感想・評価

悪の教典(2012年製作の映画)
2.9
原作未読。
パッと見は清廉潔白なハスミンなのに、ほんの少しの違和感から始まって、コイツ絶対にアヤシイ…!!感が徐々に明るみになっていく演出とか展開が凄く良かった(特に、人の弱みを的確に見付けて操作したり利用したりするのが巧すぎ!)けど、心の声みたいな奴が出てきて、そいつが彼を支配してるっぽい事が分かってからは突然しょっぱい感じになっちゃって興ざめ。
どうせなら、とことん悪を描けばいいのに、そう出来ないのは日本の規制の問題とかあったりするのかな?
あと、海外のサイコキラーをイメージしたのか、突然歌い出すのかも無いわー。
帰国子女って設定だけど、感情が昂ぶって?歌っちゃうとか、日本人には考えられなさすぎて。
とはいえ、散弾銃の玉のスローモーション演出は大変素晴らしいと思えたし、バリエーション豊かな殺害方法も見応え有!
本当に残念すぎる。。。

余談だけど、ドラマ『初恋の悪魔』と今作の出演者が地味に被っていて、時の流れを感じた😇
あ