こばまさ

悪の教典のこばまさのレビュー・感想・評価

悪の教典(2012年製作の映画)
3.3
快楽主義者のお時間です。
第56回目は、ワタクシ選定作品
『悪の教典』
邦画をチョイスするのは相当久しぶり。
前からずっと気になっていたので、この機会に行ってみよう!


いやー、これは色々と惜しいね。
設定とか描写は大好物だけど、ちょっと無理矢理感が強過ぎたかな。


まず、サイコパス&サイコキラーを演じた伊藤英明。
このキャスティングは良かったと思う。
生徒から絶大な人気を誇り、学校やPTAからも信頼されている高校教師。
伊藤英明って好感度高いから、その裏の顏のギャップが非常に効果的だった。

ただ、途中留学してたり、そこで知り合った米国人と手を組んで殺人していたり、その辺は蛇足に感じた。


この作品は、何と言っても生徒役が豪華。
確かにまだ売れる前の子も沢山いるけど、名前だけ並べるととんでもない。

二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、浅香航大、工藤阿須加、松岡茉優、伊藤沙莉、岸井ゆきの、三浦透子。

今や主演や助演の引っ張りだこクラス!
どこで出てたかよく分からない人もいますが、松岡茉優はすぐに分かった。
既に演技が上手かったね。

最終的に、伊藤英明が生徒を皆殺しにしていくんだけど、そこに至るまでがちょっと長い。
もう少しコンパクトでも良かった気がした。

あと、先生役や保護者役も豪華だった。
山田孝之、吹越満、滝藤賢一、小島聖。

まさかのここで小島聖。
もう、フェロモンが服着て歩いてるレベルの保険の先生。
誰か飼育しなさいよ!

滝藤賢一のヤカラ感も良かった。
吹越満の気持ち悪い感じも抜群。
ただ、山田孝之は…山田孝之である必要性がなかった。


最後のオチも、伏線が分かり易すぎて途中で気付いたし、もう少しびっくり要素があればという残念な締め。
とにかく、大量の殺人シーンは爽快なので、そこだけは評価します!



ちぃちゃんお疲れ様〜!
これはちょっと長かったね…
山田孝之の無駄遣いも…
気を取り直して、次回もよろしくね〜!
こばまさ

こばまさ