本当の意味で人を愛し慈しむ姿を貫いたジャックに心打たれた。
実話ベースのフランス映画のリメイク版だということだけど、救いがなさすぎる…。
ジャックが本物なら殺人罪によって絞首刑、
偽物なら無罪だが、小作人達に土地を売るという証書のサインは偽物になり彼らは土地を買えなくなる状況に追い込まれる。
ジャックは自分は本物だと言い張り、彼を助けたい妻は偽者だと証言する…
あー切ないし悲しい。もうちょっと別の方法なかったのかと思ってしまう。
二人の穏やかな時間は束の間でも、命を捨ててもいいと思えるほどローレルの夫であること、そして奴隷制廃止支持者として自分のしたことを誇りに思えてたのかな。愛って奥深い。
