Azuという名のブシェミ夫人

ジャック・サマースビーのAzuという名のブシェミ夫人のネタバレレビュー・内容・結末

ジャック・サマースビー(1993年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

何気なく手にとって見た作品。
戦争で死んだはずの夫が帰ってきた。
でも彼はほんとに夫なのか?

深い映画でした。
客観的に見たら何故そういう結論に至るのか、何も自ら死の道を選ばなくてもいいじゃないかと思うのですが、もしかしたらこの考え方は戦争を知らない世代だからなのかもしれないとも思う。
「国のために」とか、「名誉」「その名の為に」みたいなのが今の時代には殆ど無い。
少し違うかもしれないけど、自分が『ジャック』として皆に愛されることが彼にとって一番意味のあることだったのかな。
例えそれによって死ななければならなくても。
それも理解出来るのだけど、あまりの切なさに涙が止まらなかった。
彼が偽物だろうと何だろうと、家族が愛したのは今の彼だったのだから、やっぱり生きて欲しかったですね。