なつ

マイライフ・アズ・ア・ドッグのなつのレビュー・感想・評価

5.0
ラッセ・ハルストレム監督で一番好きな映画。
12歳の少年は、ママと愛犬シッカンが大好き。
そんな彼に不幸が襲う…。
少年は辛いとき、宇宙に飛び立ったライカ犬の事を想像し、
『死んだライカ犬に比べれば僕はマシ』と、自身に言い聞かせる。
生きるって大変なこと…。
だけど、色んな痛みを伴いながら、生きていくしかない。
あるがままを受け止めながら。
大人になるための、通過点。
そういったキリキリするような痛みが描かれているからこそ、本作の温かさが際立つ。

おっぱい型の硝子瓶、サッカー、手作りの宇宙船。
老人とのランジェリー雑誌の秘密の朗読(笑)
おっぱいお姉さんとの愛の話。
そして交流が可愛くて可愛くて。
極めつけが、ボーイッシュな女の子とのボクシングシーン。
(ジャケ写のシーン)
全てがキラキラしていて、大好きなシーンが一杯溢れている映画。
なつ

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