スー

追想のスーのレビュー・感想・評価

追想(1956年製作の映画)
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DNA鑑定も存在しない時代に、同じ喪失感だけを共有するアンナと皇太后が家族として寄り添う後半がよすぎる。
過去の記憶をすべてなくしたアンナが、一族を失い過去の記憶に生きる皇太后と出会い、彼女の庇護のもとでアナスタシア王女としての自分を回復していく。しかし人は過去の接ぎ木では生きられないのだった。
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