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追想のJoeのネタバレレビュー・内容・結末

追想(1956年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

題名 「ANASTASIA」
1917年にロシア革命によりロマノフ王朝が倒された。皇帝一家は監禁され1918年に処刑された。ほどなくして、生き延びた家族がいると囁かれる。亡き皇帝の末娘アナスタシア皇女と言われる女性。ーーーこの文章から映画が始まる。(事実の出来事)
1928年パリ、ロシア正教の復活祭。
ユルブリーナことセルゲイ・ボーニン将軍はクラブを経営。そしてボーニン将軍はある女を追っていた。この女は、アンナ・コレフ(イングリッド・バーグマン)と病院で呼ばれていた女で皇女に良く似ていた。。ボリス元銀行家とピョートル元神学生とロシア皇帝ニコライ2世の元侍従武官であった本人ボーニン将軍の3人で記憶喪失になっているこの女をアナスタシア・ニコラエヴナ皇女こと皇帝の娘に仕立て上げイングランド銀行にある皇帝の遺産1000万ポンドを取る計画を立てる。それからというもの、本物の皇女に似せるための大特訓が始まる。
 そしてこの女をニコライ2世皇女捜索株主委員会の人達の真偽を問うたが51人中18人しか認めなかった。そこでコペンハーゲンの皇太后に判断を請う。ある劇場で面会の画策をするが失敗。だが皇太后は突然ホテルでの面会を行う。しかし再度、皇太后は一切を信じなかったが、娘が咳をして、「恐くなったら咳が出る」と言った途端、その言葉で本人と認める。最後の場面、周りは皇女お披露目会を企画し昔の友達のポール公との婚約発表をする所だったが、発表間際でボーニン将軍と皇女が居なくなる。婚約発表の開始時刻になり責任を取って皇太后がポール公と人前に登壇していく所で映画が終わる。
皇太后の最後の言葉は、「芝居は終わった」だった。
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