想像していたより、かなり良い映画だった。
ラブストーリーはロマンチック過ぎてこっぱずかしくてあまり観ないけど(ラブコメは結構好き)、これは違った!
主役の女性2人は、失恋に苦しみながらも前向きに人生のホリデイを過ごす。自立した大人故の悩み、振り回される自分からの脱却といったテーマに、とても共感できた。
前半での2人はかなり感情的で、その男のどこがいいの?と、プライドの高い私は意地悪な気持ちにもなったけれど(笑)、いつしか2人を応援して、新たな出会いに一緒に胸がトキメイてしまった。私が1番安易🙃
キャメロン・ディアスの都会的な魅力と、美人なのにどこか田舎っぽいケイト・ウィンスレットの魅力が爆発。この対照的な2人のストーリーが交わらずに並行して進むおかげで、中だるみしなかった。
そしてジュード・ロウの色気は大爆発。
暴発ですわ。やばいくらいにイケメン。
何この人。ガタカのクールな時とはまた違って最高だ。惚れた。
で、ジャック・ブラックの抜け感よ。クドイ。安定の面白さ!一緒にいたら毎日超楽しそう。
冒頭から続く、軽やかな音楽にもワクワクが止まらない。ハンス・ジマーっぽいなぁと思っていたら本当にハンス・ジマーだった。甘くなりがちなラブストーリーが、彼の音楽によって、こんなにも効果的に凛とした作品に見えてくる。これも私の中でスコアが跳ね上がりましたん。
彼自身の音楽へのオマージュとか、映画界が舞台なだけあってたくさんの作品名が出てくるところも楽しかった。
ストレートな展開ではあるし、現実を考えると、こんなにうまくいくかしら?とは思うものの、おじいちゃん脚本家や、子供達との温かい交流もハートフルで、不満はなし。
あと、ジュード・ロウの眼福ね(2回目)
元気を出したい時にもう一度観たい、素敵なラブストーリーでした…♡