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ホリデイのamaのネタバレレビュー・内容・結末

ホリデイ(2006年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

完璧すぎるクリスマス映画だなぁ…
寒いけど、どことなく高揚感が漂っていてして温かい、あの独特なクリスマスの空気感を思い出す。

私、びっくりするほど恋愛映画に入り込めないので普段あまり観ないんですが、この映画は唯一と言って良い程、「恋愛ってこんなに素敵なんだなぁ」と思わせてくれた作品。たまにはこんなに円満すぎるハッピーエンドも悪くない。

最後の、荷物も置いたまま車を降りて駆け出していくキャメロン・ディアスを観た瞬間、この映画が私の中で最高なものに変わりました。同じようなシーンがある映画はいくつもあると思うけど、なによりもキラキラしてた。

新しい発想、古風な発想、どちらも前向きな力に変えていく、アイリスとアーサーの関係性も良いですね。『古風な人生は憧れ』と言って花飾りを腕に通すシーン好きだなぁ。
年齢を超えた友情ストーリーに弱いです。

この映画はインテリアも見所です。
イギリスの古風な造りの、御伽噺に出てくるようなコテージ。
アメリカの部屋がいくつもあるプール付きの大豪邸。
まさに対照的ですが、どちらも凄く魅力的です。
中でも1番惹かれたのは子供部屋のテントの内装です。あの愛溢れる空間に入って眠りたい。
映画好き的には、アマンダの家のシアタールームも一度は憧れる空間ですけどね…!

イギリス英語とアメリカ映画の違いを勉強するにも打って付けの映画な気がします。名前の呼び方1つにしてもイントネーション違うんだなぁ。

とにかく見所が有りすぎる!
鑑賞後の幸せな余韻が素晴らしい、クリスマスの夜にオススメな映画です。
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