ラッセ・ハルストルム監督を初めて意識した作品です。
この後もたくさん作品を作るが、今作が一番かな。
このタイトルを見ると、スプートニク2号で死んだライカ犬を思い出す。
サガみたいなキャラは人気で…
タイトルは直訳すると"犬のような僕の人生"。
一見すると蔑みのような題名だが、主人公の少年にとって犬は唯一対話出来る存在であり、犬と同等であるのは誇らしい事だ。
しかし彼の周りの人々はまさにその題名…
人畜無害なワンちゃん映画だと思ってたら、結構エロい…
70年代に流行った”筆おろし映画”的なイヤラシさを醸し出す。
男装の少女の扱いとか、今では受け入れられないであろうタイプの映画。
そう考えると…
二度と訪れない子供時代の瑞々しい感性。
自分の持つ哲学を信じて少しずつ成長を遂げるイングマルを、地味だがゆっくりと描いたことに拍手。
ラッセ・ハルストレム監督が描くと悲観的でいながら温かい眼ざし。…
かつては年一回は観ていたマイベストな作品✨
久しぶりに鑑賞もあらためて良かった😂
その昔好きすぎてあらゆる知人に勧めていましたがとにかく女性ウケが悪かった💦
その理由が当時ぼんやりしていましたが今は…
薄幸な少年が田舎での風変わりな人たちとのふれあいを通じて再生し、出会いと別れを通じて成長していく物語。春夏秋冬をうまいこと使ってるなという印象。とりわけ北欧の厳しい冬から牧歌的な春への移ろいは味わい…
>>続きを読む何度も観ました。
決して明るい映画ではありませんが、主人公の少年・イングマルの傷ついた心が周りの人たちによって徐々に癒やされていくのが嬉しかった。
そして、愛犬シッカンとの別れが我が事のように辛か…
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