RIO

みんな元気のRIOのレビュー・感想・評価

みんな元気(1990年製作の映画)
3.7
イタリアに住む5人の子供たち
子供たちの顔を見たくて
シチリア島から
突撃する父親のマッテオ

ナポリにいるアルヴァーロの家
アポなしだから
途方に暮れるマッテオ

頼る人もなく寒空の下
幼い姿の子供たちの幻が現れて
マッテオに話しかけてくる
子供たちの直接言えなかった本音

子供たちが見せた姿は全て嘘だった
必死で心配をかけたくない
子供たちの気持ち

幻想的な雰囲気が際立っている

マッテオがメトロであったコソ泥に
全く怯むことなくパンチを浴びせるのは
良かった
ビシッと入ってました

孫が見せてくれた星空の夜景とか
ハンバーガーの味がプラスチックみたいとか
世の中の偽物を見せる

マルチェロ・マストロヤンニの演技
ホントにあったかい
何とも言えない気分になってくる
何回でも観たくなる

「東京物語」のオマージュ
ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「霧の中の風景」のトニーノ・グエッラの脚本

マッテオがミラノのスカラ座で聴いた
ヴェルディの『椿姫』第三章前奏曲
指揮者役にはエンニオ・モリコーネ
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