皆さまこんばんわ。
今月もやってまいりました。
本日3/13は、13日の金曜日です。
年に数回しか訪れない13日の金曜日こそホラー映画をみて盛り上がってみてはいかがでしょうか。
こういう時こそホラー映画ライフを楽しみましょう！笑
「死霊のしたたり」「フロム・ビヨンド」のスチュアート・ゴードン監督が新境地を開拓した人形ホラームービー。
オリジナルネガより制作したHDニューマスター版はとても映像が綺麗で、人形たちの個性的な表情もくっきりと見えます。
今で言う人形ホラーなんですけど、どこか愛くるしくて、怖いと言うより可愛いホラー映画。チャイルド・プレイやデッド・サイレンスなどの人形が活躍するホラー映画はまさに今作品に影響を受けたのではないでしょうか。
なにふり構わず人間を殺すのではなく、「大人でも子供の童心を忘れていない」気持ちがある人であれば、人形たちは助けてくれたりします。87年公開の映画でありながら、ストップモーションと特撮を交えたショッキングなシーンはなかなか見応えがあり、一発では殺さず、ジワジワと痛ぶりながら悪い大人たちを追い詰めるのは斬新でありなかなか痛々しいです。
人形にされちゃった最初の犠牲者のパンク女子が転がった目玉を両手で耳元に持ち、こちらの様子を伺うシーンは今作の象徴といってもいいですね。
お気に入りの人形ちゃんはピエロのパンク君と冒頭に出てきたテディちゃんですかね笑。
あと合図と共に一斉に銃を発射する兵隊さんが地味に怖いです。
物語が人形大好きなジュディを中心に描かれているのが本当に可愛くて、77分と言うコンパクトな上映作品ということもあり気軽にサクッと楽しめる。
ラルフが子供の頃に親から言われていた言葉
「おもちゃは夜な夜な動きだし遊んでいる」
それを信じたラルフは寝ずに見張ってたけど、遊んでいる場面は絶対に見れなかった。
これ凄くわかる笑。
自分もディズニーピクサー「トイストーリー」が公開した当時に、本当におもちゃ同士が夜な夜な動きだし遊んでいるんじゃないかと信じていた子供時代もありました。笑。
