あきしげ

アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキのあきしげのレビュー・感想・評価

1.0
映像が70~80年代に見えてしまうが、
製作は1999年で驚くような低画質だ。

ケーキだが本作のケーキはケーキと違う。
ギリシャの家庭料理で「ムサカ」という。
ナスビと挽肉とベシャメルソースを入れ、
それらをケーキの型に入れてオーブンへ。
見た目はグラタンのような料理でしょう。

事の発端は、
キラキラとしたUFOが来て、
謎のビームをムサカに照射し、
巨大化する。

意志を持ったムサカは次々と人を襲います。
あんな巨大なムサカは誰でも驚くはずです。
ピクピクするムサカはなかなかの気味悪さ。
通過していくムサカは人々を轢いています。
その後に残るムサカは大惨事を物語ります。

ムサカを巨大化させたUFOの宇宙人。
無意味にセクシーな格好であるギャル。
もの凄く頭が悪そうでビッチっぽくて、
まさにギャルという感じなのに宇宙人。
頭が悪そうなのに難しいセリフを言う。

なぜか男性の登場人物はほとんどオカマ。
なぜか科学者たちの白衣はピンク色です。

巨大なムスカが人を殺すシュールな発想で、
笑いを誘っているのに物語は真面目であり、
ネタ的に小道具を配置するけど面白味なし、
なぜか社会批判なんかを盛り込んでいるが、
華麗にスベっている本作はとにかく退屈で、
一切笑えないバカ映画は話しになりません。

愚直に前進するだけのムサカ。
なのに人々は逃げ惑っている。
建物に入れば絶対に安全です。
ムスカは広い場所を移動する。

その巨大ムスカは中身がナスビと挽肉。
それとおいしそうなベシャメルソース。
そこにちょっとした未知の成分がある。
そして人間の肌に触れると火傷します。

ただ、大臣がムスカプシューを食らいます。
変な液をかけられた大臣は悶絶していくが、
火傷の設定を忘れたのか倒れて死ぬだけで、
どう見ても色のついた水を浴びた感じです。

でも、どう見てもケガしています。
火傷じゃなく普通に出血している。
でも、襲われる描写は悲鳴と死体。

残念だけどつまらない。
監督はシュールな笑い目指したのでしょう。
残念だけど笑えません。
監督は社会派の作品を目指したのでしょう。
残念だけど伝わらない。

笑えないバカ映画は本当につまらない。
本作は時間とお金のムダなので注意を。

RE-122