ドラえもん映画、第7作目!
喧嘩したドラえもんを探しに北極へ行ったのび太は不可思議な青い玉を拾う。
その玉から発せられる信号に導かれるように空中から降ってきたのは巨大ロボットのパーツだった。
それらを組み立てザンダクロスと名付けたのび太たちだったが、それは大量破壊を目的とした兵器だった…というお話し。
巨大ロボットで心置きなく遊ぶ為に鏡の世界へ行ったのび太の行動は本作の象徴のよう。
地球侵略にやってきた鉄人兵団の歴史はまさに人間の歩んできたそれと鏡写し。
兵団のやろうとしていた事は、今地球上で人類が他の生き物や自然に対して行っている事と同じだと、兵団を見て初めて我がふり直すのでは遅いのかも。
これまでの人類の歴史を書き換える事はできないけれど、思いやりの心をインプットするのは今からでも遅くはありません。
戦争や侵略がなかった時代なんてない人類の歴史。
人類は消されるべき、と神様やAIやなにがしかの存在に判断される前に人は良き存在になれるのかな…。