あえてスペイン語に字幕をつけない演出がいい。
わたしは主人公の真っ直ぐさが好きだった。ラテン系の家族のあり方や、カトリック的な考え方を知らないと共感できない部分は多々あるかも知れない。
フロールとジョンが言い合うシーンでのクリスティーナの迫真の通訳が楽しい。ジョンがシットと言い、クリスティーナがミエルダと訳し、母のフロールがギョッとするところは吹き出してしまった。
出来は悪いかも知れないけど、とっても心の優しいバーニーに泣かされた。弟の存在は必要だっただろうけど、いまいち存在感が無く、脇役という感じ。