バーニーロス

ロッキー・ザ・ファイナルのバーニーロスのレビュー・感想・評価

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)
5.0
本来ならば私の著書第3弾となる「旧約スタ書」の宣伝をしたかったところですが今日は真面目にレビューします(いつも真面目ですけど)

数ある映画シリーズ物の最終作でも最高級です。
そのときスタローンは映画人としてキャリアが低迷しており「過去の人間」扱いでした。
起死回生として放つファイナルが製作決定したとき殆どの人間が「今さらロッキーなんて」と嘲笑していたのを私は知っています。
製作される前からラズベリー賞候補と揶揄されていたのも私は知っています。

でも蓋を開けてみたらスタローンは明確な答えを提示してきた。
かつての敵だろうが自分に罵声を浴びせてきた少女だろうが困っている人が居たらホットケないのが、
ロッキーバルボアという男なのです。
諦めず戦い続ける姿勢だけが愛されてる理由ではない、人を思いやる優しいハートがあったからこそ第1作が製作され40年以上経った今でもロッキーは支持されている。
私はスタローンはロッキーでありロッキーはスタローンだと思っています。

【シルベスタースタローン】
好きになった理由は子供の頃お父さんお兄ちゃんが所有していた彼の主演作品VHSビデオを漁るように観賞していたからです、友達が少なかった私に映画を見る喜びと楽しさと娯楽を教え与えてくれた彼への恩義は計り知れないモノがある。
スタローンの人生は順風満帆ではありませんでした幾多の失敗もしてきました……でも決して人のせいにせず言い訳もせず戦い続けてきたのを私は知っています子供の頃から見てきましたから、そして今はもう誰も貴方の事を笑ってはいませんよスタローン。齢70歳を越えて未だに第一線を走り続けているのは強さだけじゃなく優しさも持っているから。
人生最後にモノをいうのは「人間力」
それを教えてくれたシルベスタースタローンを私は一生応援し続けます。
バーニーロス

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