「人生で一番幸せな音が…ゴングだ。」
いつものように、ロッキーのテーマと共に試合風景が映し出されます。
しかし、ロッキーの試合ではありません。
メイソンが試合冒頭から激しい攻撃をし、すぐに勝利となりました。メイソンがあまりに強いので、観客はブーイングを吹きかけます。
一方、エイドリアンのお墓の前に佇むロッキー。息子ジュニアの姿はそこにはありませんでした。
スタローンがロッキー5を気に入らなくて、自ら監督、脚本、主演をして撮り直しをしたといわれる本作品。
評判はロッキー5より良いようですね。
ロッキー5もそれなりに面白かったですが。
エイドリアンが亡くなったことで、今までのシリーズの内容を振り返るシーンも多く、それがファイナルの名前に相応しい展開となったのではないでしょうか。
ロッキーの人柄が良く出ていて、それがとても感じられる本作品です。
エイドリアンはお墓の中だし、小さかったジュニアは立派な大人だし…と思いましたが、ロッキー5から随分と経ってからの作品だったんですね。
街の小さいけれど雰囲気の良いレストランを経営していたロッキーですが、リングに現役復帰することになりました。ロッキーは小さなリングでの試合を希望していましたが、周りは放っておいてくれません。さて…
「金で買えないものがある…それは、プライドだ。」
…マイク・タイソンの表情が恐い…
