矢吹

ロッキー・ザ・ファイナルの矢吹のレビュー・感想・評価

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)
4.1
「ヘビー級は凋落しました。
無敵のチャンピオンに観客からはブーイング。挑戦者がいればですが。
勇敢で強力なファイターが求められます」

ご丁寧なフリをどうも。

時の流れに驚くばかり。
ロバートは会社員。
タリアシャイアさんが半年スライさんと口をきかなかったのは笑えるけど。
何より、ポーリーが少し落ち着いたお爺様になってる。

と思ったけどそんなことなかった、口悪すぎ。変わってなくてよかった。

エイドリアンズを経営し、客に昔話を繰り返す。エイドリアンとの思い出をめぐる。
「去年も同じ話をしてたぞ」
過去に生きるな!過去なんてろくなもんじゃない。
おれには宝だ。
おれには違う。過去はもう忘れたい。

情熱を持っていても。その炎を燃やせる人は少ない。
自分の道を信じるかどうかよ。
ロッキー。
ボクサーは戦う。
やらずに後悔はしない。
それだけでいいんだよな。

人生ほど重いパンチはない
でも自分で恐怖に打ち勝って進み続けるしかない
どんなに辛くても進み続ければ勝てる。
辛いのを他人のせいにするのは卑怯者のすることだ。

自分を信じなきゃ人生じゃないぞ

卵ごくごくテーマソングランニングマン。お肉叩き。
ウェルカムバックロッキー
これがみたかったのよ。

怖い時ほど強気にでろ。
おれはそれでうまくいった。

いきなりのブルートーン。
キタノブルーならぬ、スタローンブルー。
試合パートは世紀の大試合をリアルにテレビで見てる感覚で。最初はね。
そこから演出はどんどんリングの二人の世界に入っていく。毎回新たな一面を見せるスタローン監督。今回はフラッシュスローモーション白黒バック。かっこいいぜ。

インクレディブルだとしても、やっぱり夢や理想がロッキーなんだわ。
シンデレラだからさ。
矢吹

矢吹