せ

緑の光線のせのレビュー・感想・評価

緑の光線(1986年製作の映画)
3.5
孤独をこじらせすぎた主人公デルフィーヌ。彼女のバカンスはおんなじ事の繰り返し。何処へ行こうと、先々で考えることは同じ。誰といようと常に孤独が付き纏う。純粋に楽しめない。いつまで経っても憂鬱過ぎる休暇。彼女自身も休暇なんて早く過ぎ去って欲しいと思うに違いないだろうけど、観てる方もこの退屈さと寂しさが永遠に終わらないんじゃないかと思わされる。

そんな彼女に腹が立っているところ、
いつのまにか終わっちゃう、そんな映画。
せ