緑の光線のTakayukiMonjiのレビュー・感想・評価

エリック・ロメール作品を初鑑賞。
前情報を入れずに見た。ああなるほど、こういうフランス作品ですか。
淡々と自然なタッチで、会話が繰り返されていきながら、次第にところどころに共感が生まれていく。面倒臭すぎる主人公に全く共感できないはずなのに、人ってこういうところあるよな、とこの女に何とも言えない気持ちを抱き始める。
ナチュラルな会話を撮りながら、時折不穏なシーンが差し込み、、、、。
何とも文学的な詩的な作品だ。