皿鉢小鉢てんりしんり

狼の挽歌の皿鉢小鉢てんりしんりのレビュー・感想・評価

狼の挽歌(1970年製作の映画)
3.4
この手のユーロクライム、話がどうでも良いのに会話がダラダラ長い、という問題がある気がするが、今作もそれで100分かかっている。アメリカ映画みたいな割り切りができれば80分で片がつくのでは?
それでもラストのエレベーター狙撃は気合いの入った演出をしていて、割とこのシーンの1点突破に賭けた映画なんだろうなと思う。
最初のカーチェイスも、階段を車で登るところは度肝を抜いた。
あと終盤でブロンソンが逃げるところにかかってる劇伴が、エクソシスト2のテーマの原型みたいなメロディが鳴っててモリコーネ……としみじみ。