ぬーたん

推定無罪のぬーたんのレビュー・感想・評価

推定無罪(1990年製作の映画)
3.5
WOWOWもスタチャンも何故かハリソン・フォード特集?続けて何作か放映。この罠に掛かってしまった😅別に好きってわけでもないけど、ハリフォとかロバレとかイーストウッドとかの特集は素通り出来ない。だってそこそこ面白い作品が多くて特にサスペンスは良作、観たけどチョイ寄り道コース。
この推定無罪は本が先。上下巻だったが、あまりに面白くて止まらなかった。そしてラストの衝撃!映画化はすぐに決定。出版からわずか3年で日本公開されて、まだ忘れないうちに映画も観たなあ。30年前か!
映画は127分とやや長いが、丁寧に描写すれば足りない位かも?ただ、中盤辺りにちょっとだれる。てか3回目位だしほぼ覚えてるから当たり前に飽きるわけで。オヤツ食べたぜ。今日は手作りのクレームダンジュにストロベリーソース&ストレートティーで!自画自賛だけど超美味しかったわ。
『フランティック』は医者、今作は検事補と、賢い役が多いハリフォ。フランから2年後でまだ若いし、ラブシーンも生き生きしてるわ笑。そのシーン、事務所のデスクだからおもわず『危険な情事』じゃん、って。
巻き込まれ型もフランに似てるし、ハリフォって、ちょっと運が悪くハメられる、そして女性にめっぽう弱い情けない男、っていう役がぴったしカンカンだよね。
妻役はボニー・ベデリア。危険な情事の悪女役グレン・クロースにやや似。『ダイ・ハード』ではウィルスの妻役だったから顔は覚えてるが名前は知らなかった。マコーレー・カルキンの叔母だそうだ。
殺された女性をグレタ・スカッキ。まだ26歳かそこらで若くてスタイル良く綺麗。思い出す横顔が美しくて見とれる。
上司にブライアン・デネヒー。昨年2020年81歳で亡くなった。『FX/引き裂かれたトリック』と続編が良かったなあ。また観たい。渋い俳優だった。淀川長治が大ファンだったことは有名。
弁護士役はラウル・ジュニア。プエルトリコ出身。『蜘蛛女のキス』『アダムス・ファミリー』が有名。1994年に54歳で亡くなったのは残念。
刑事役はジョン・スペンサー。いい味出してた!『ブラック・レイン』にも出演。2005年に58歳で亡くなった、これまた残念!
判事役はポール・ウィンフィールド。見るからに個性的な黒人俳優。カッコ良かった。彼も2004年に64歳で亡くなった。みんな若いのに‥。
検死医の熊谷役はサブ・シモノ。日系人。雰囲気は明治!77歳で健在、良かった~。双子で(珍しい)もうひとりは医者だって。そういえば『ブラック・リスト』にも出てた。
本を読んで更に映画も3回目で今更評価のしようもないが、よく出来てると思うよ。証拠とかは…今ならあり得ないけど、この時代だから。
ラストも良かった。
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