新米警官が型破りな警官の下についた1日を描いたクライムバイオレンス的な映画。「イーサン・ホークとデンゼル・ワシントンはハズレがないし、この2人が主演なら見てみよう！」みたいなノリで見たんだけど、そんな軽い気持ちで見るべきじゃない壮絶な映画だった。
デンゼル・ワシントンがやってること全部ぶっ飛んでてヤバかった。法律スレスレというより法律ぶった切ってる感じで、警官というよりマフィアみたいに思えた。アメリカは連邦国家なのもあって日本より警官の権利が強く好き勝手できるという話を聞いたことがあるが、まさにこの映画の警官は好き勝手やってて本当にアメリカの警官がこんなだったら怖いなと思った。
デンゼル・ワシントン以外にもガラ悪い人物が多かった。重いし怖い映画なんだけど、それよりガラ悪いとか治安悪いとかっていう言葉で表現した方がしっくりくる。退屈とかじゃなくヒリヒリしてて2時間が長く感じた。ちなみにこれ見たあと映画の撮影風景見てみたら監督もめっちゃガラ悪くてちょっと笑えた。内容は好みじゃなかったけど、主演2人はとてもよかったのでこの評価です。
