パドゥ

トレーニング デイのパドゥのネタバレレビュー・内容・結末

トレーニング デイ(2001年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

デンゼルが演じるアロンゾが、序盤からただ者じゃない凄みを漂わせて、緊迫感のある映画だった。
車の趣味も服装も羽振りのいいギャングスタそのもの。
頭の回転も早いし、口も上手く、次から次へとなんの動揺もなく相手を支配下におくようなことを言うサイコパスのような人物。

ジェイク(イーサン・ホーク)がどうなるのか心配だったけど、上層部や検事まで汚職に関与している状況であのあとどうなるのか。

本当にギャングの縄張りで撮影したとwikiにはあったけど、足を踏み入れてはいけないコミュニティの雰囲気も緊迫感を助長させていた。
ポーカーのシーンも怖かった!

アロンゾの愛人サラが、あっさり彼が窓から逃げたこと教えたり、アロンゾがジェイクをさっさと殺さなかったりするのが惜しい。
っていうか、そもそも自分がロシアンマフィアとケリをつけないといけない日に、新人のトレーニングはなんとでもして他人にさせるやろ、と、残念なところもあったけど、1日の出来事、としての展開は面白かった。

ロジャー役のスコット・グレンがなんともいえない色気。
羊たちの沈黙でクラリスの上司を演じていたときもスーツなのに妙に男があふれでてたし、いいなー。

あと、snoopとdreが出てて驚いた&若い!
パドゥ

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