青山

キャット・ピープルの青山のレビュー・感想・評価

キャット・ピープル(1942年製作の映画)
3.3

主人公のオリヴァーはイレーナという女性と恋に落ち結婚するが、イレーナは自分が猫族の末裔で欲望を抱くと豹になると言い出す。オリヴァーは同僚のアリスに相談するが、やがて2人は不倫の関係に落ち......。


怪物ホラーのようなあらすじのサイコサスペンス風味のメロドラマです。

てっきりヒロインが狼男みたいにべりべりべりっ、ばきばきばきっ、キェーッ!って言って豹に変身して人を食いまくる映画かと思ってましたが、違いました。
ヒロインが豹女だと言うことはあくまでも本人の自己申告で、本当なのか妄想なのか分からない......というサスペンスとしての描き方が当時にしては斬新だったのだろうと思います。
思ってたのと違ってちょっと肩透かしだったものの、短いから見やすく、最後もじわじわ余韻が残る感じでなかなか面白かったです。
青山

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