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キャット・ピープルのsonozyのレビュー・感想・評価

キャット・ピープル(1942年製作の映画)
3.5
ジャック・ターナーつながりでこちらを。

動物園で黒豹をスケッチしている女性イレーナ(シモーヌ・シモン)。
男性(オリバー)が声をかけると洋服のデザイン用だけど下手だから見せないと破り捨てる。
捨てられたスケッチには何やら意味深な絵が。。(ツカミはOKなシーン)

家まで送るというオリバー、動物園からすぐ近くに住むイレーナは、お茶でもどうぞと家へ案内。
ライオンの鳴き声は心地いい、ヒョウの鳴き声は嫌いと不思議な話をするイレーナ。
猫を射止めた小さな銅像に興味を引かれたオリバーに、生まれ故郷の悪魔・魔女の話をする。

二人はトントン拍子に結婚に至るが、イレーナは本当の夫婦になるのは時間がかかると、キスもせず、寝室も別。
夜に動物園の黒豹のところへ何度も通う。

彼女は自身の血筋に関する不安が原因とオリバーに伝え、彼のアドバイスで精神科医に通うことになる。
催眠療法で、イレーナは不安の原因を語るが、医師は何度か通えば解決すると軽い対応だが...

まさに猫顔のシモーヌ・シモン演じるイレーナ、キャット・ピープル(猫族)なのに猫に変身しないのか..
と思って改めて「ネコ科」の「ヒョウ系統」にヒョウやライオンもいるんだ。。と確認して納得。

こちらも時間短めなので展開早く、怪奇映画的な怖さはそれほどでもないんですが、そこがいいですね。
プールのシーンなど秀逸でした。
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