YasuhitoArai

リオ40度のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

リオ40度(1956年製作の映画)
3.6
ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス監督作品。
真夏のリオのスラムでピーナッツを売る少年達を中心に、貧富の差、ブラジル讃歌を歌う作品。

ネオレアリスモ的に貧困の中で生きる人々を描くが、明るい部分もそこそこある。多くの登場人物のエピソードが代わる代わる少しずつ進んでいく。政治家が女性にしか目がいってない等の皮肉もあった。最後は皆でサンバで終わる。

ブラジルらしくサッカー試合のシーンがあり、観客の歓喜の表情が良かった。プロのサッカーの試合なのに動きがゆるい。

日で焼けて黒人の色味が濃い。
画面全体的に白が際立つ映画だった。
YasuhitoArai

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