あきしげ

アタック・ザ・ブロックのあきしげのレビュー・感想・評価

アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)
2.0
イギリスのエイリアン侵略映画。
でも、規模は団地レベルの侵略。
何よりエイリアンはバカすぎる。

目がなくて牙が緑の蛍光色、
とりあえず人間を襲う獣で、
とにかく凶暴なエイリアン。

対するはカツアゲするクソガキ。
ワルを気取る生意気なクソガキ。

5人組の少年であるが、
ジョン・ボイエガ以外、
完全なるモブキャラで、
誰が誰だか分からない。
とりあえずどうでもい。
そう思えるレベルです。

主人公ジョン・ボイエガは、
最初から「別格」のオーラ。
不自然すぎるクールな演出。
個人的には嫌いな演出です。
そもそもキャラの魅力なし。
主人公補正を標準装備して、
「俺は主人公だから活躍」
最初から別格の存在であり、
納得できる演出がないまま、
最後はおいしいところ取り、
結局はヒーローになります。
そんなキャラクターは嫌い。

注目していたニック・フロスト。
やっぱり、クズがとても似合う。
ハッパを吸っている姿も似合う。
短い出演でもニック・フロスト。

ストリート・ギャング対エイリアン。
この構図は面白いとは思わなかった。
真っ黒で牙が緑色に光るエイリアン。
はるばる遠い宇宙から来ているはず。
それなのにクソガキ如きに殺される。
あまりにも弱すぎて話しにならない。

イギリス映画の規模と考えてみると、
改めて地球外生命体の団地侵略映画。
そう考えればガマンして鑑賞できる。

「モーゼズ!モーゼズ!モーゼズ!」

RE-107
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