きんゐかうし卿

アタック・ザ・ブロックのきんゐかうし卿のネタバレレビュー・内容・結末

アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

 
 
 
 

自宅で鑑賞。英国産。良くも悪くもサラッと観れる娯楽作。眼の無い黒いエイリアン、造形が良く魅力的だが、小柄な女性がスーツアクターだった着ぐるみは二匹分のみ用意されアニマトロニクス無しで撮影(この為、経験不足の子役達はリアルな演技が出来たと振り返っている)し、複数匹の合成や光る口等、ポストプロダクションで仕上げたらしい。ほぼ時系列順に撮られたソウだが低予算故、シナリオを15頁程度削ったらしく、短めの尺になってしまったと云う。“モーゼス”のJ.ボイエガ格好良いが、ラストは微妙であと一捻り欲しい。60/100点。

・元々、南ロンドンで生まれ育った脚本・監督のJ.コーニッシュが、冒頭でJ.ウィッテカー演じる“サム”の様に実際に強盗に遭った事で発想された物語だソウだ。亦、L.トレッダウェイ演じる“ブルース”は、20代の頃の監督自身がモデルらしい。

・舞台となる“ウィンダムタワー(J.ウィンダム)”を始め、“ムーア(A.ムーア)”、“ハクスリー(O.ハクスリー)”、“ウェルズ(H.G.ウェルズ)”、“クラーク(A.C.クラーク)”、“バラード(J.G.バラード)”、“アダムス(D.アダムス)”、“クレイトン(J.クレイトン)”、“ハーバート(F.ハーバート)”、“ジェームズ(M.R.ジェームズ)”等、地名や建物のネーミングに遊び心が窺える。

・鑑賞日:2013年2月4日
★☆ 某サイトより転載 ☆★