ジャスティン・ホフマン主演の青春ラブコメドラマ。
学生時代にそれなりの成績を残した青年が、父親の仕事仲間の人妻と不倫し、さらにその娘にも二股をかける姿を描いています。
青年が、母親と同年代のヘビースモカーでアル中かつ高慢な中年おばさんの誘惑に負けて、不倫に走る。
若気の至りか？
動物園の場面では、青年と猿の映像が交差する。
要するに彼は猿と同レベルということ。
不倫相手のおばさんには年頃の娘がいた。
彼女は医学生の素敵な彼氏がいるのに、自分の母親と浮気していることを知りながらも、ストーカー行為を繰り返して結婚を強引に迫るだけの青年に好意を抱く。
娘の気持ちが全く理解できない。
似た者同士のバカップルということか？
あまり笑えないシニカルなコメディ作品。
共感できる部分は全くなかった。
終盤の結婚式のシーンや沢山の挿入歌が有名です。
ラストでは、バスの中で、彼女が青年の顔に目を移すものの、全く気付かない青年のシーンが心に残る。
第40回 アカデミー賞にて監督賞を受賞（1968年）
第25回 ゴールデングローブ賞にて最優秀作品賞、最優秀主演女優賞、最優秀監督賞を受賞（1968年）
